法事とは
・法事という言葉は、仏法にあわせていただく行事をあらわします。
世の無常のことわりを示され私を育んで下さった先祖の命日を縁に、今を生きる私たちが仏法をいただく大切な営みです。
・浄土真宗においてのご法事は、先祖供養が目的でなく、故人を偲びつつ お念仏のお心を頂戴し喜ばせていただく集いといえます。
・施主のご家族がお寺さんや親族の接待だけに追われないように、ご注意ください。
・ご命日に営むことが好ましいが、諸事情により困難な場合は、命日の前後でかまいません。
(ご命日より前のお勤めにこだわる必要はありません。)
・お寺さんによってお参りの所要時間と読経内容は、異なりますが読経中は、皆がそろってお参りし、お念仏するように心がけましょう。
・年配の方は小さいお子さんや若い方も、気持ちよく法事の席に同席できるようご配慮ください。
・正座が困難な時は、椅子を使うなど、快適な空間を準備します。
・ご自宅の仏間が手狭な時は、お寺を利用させていただくことも可能です。
・読経後のご法話中は、私語はつつしみ お揃いで、お聴聞いたしましょう。
・せっかくの機会にお寺さんに何でも質問されることをお勧めします。
・やわらかく、あたたかいご法事をお勤めください。